更新しないうちに2月に・・・。今日は東京でも雪。2010/02/01 23:07

更新がすっかりおろそかになってしまい、気がついたら2月。
そして、今夜は東京でも雪。

23時を回って、家の前の道にはうっすらと雪が積もってきており、明日が心配です。

積もった雪が凍結すると、明日の朝はアイスバーンに。滑らないようにしないと・・・。

雪といえば、ここ数年、東京では雪がすっかり降らなくなりました。
今から10年前、今の会社に勤務し始めた頃、東京の冬にはたびたび積雪を伴う雪が降っていました。

毎日JRを利用しているのですが、10年前の今頃、東京に大雪が降り、次々に電車が止まったのを覚えています。
品川で下車してバス乗り場へ行くと、駅前の国道15号線にはタクシーも含め、車の姿が無く、道には雪が積もっていました。

そんな中、路線バスはちゃんと来てくれて、とても頼りになるなぁと思ったことがあります。

あの品川駅前の広い通りに車がいない。道路には雪が積もっていて真っ白。まるで雪国にでも来たかのように。そんな光景が10年前にはあったのです。

それを考えると、すっかり雪が降らなくなりました。

窓を開けてみると、隣の家の屋根に雪が積もっています。こんな光景を見るのはとても久しぶりです。

雪は、音を吸収するらしいので、降っている間は静かになるようです。いつも賑やかな街も、今夜はいつもと異なる、少し静かな白い世界になりそうです。

感傷的になってみましたが、明日の凍結にはご注意を!

【日光御成道】西ヶ原一里塚2010/02/17 23:21

西ヶ原一里塚(江戸に向かって左側の塚)
少し前のネタです。

朝から天気が良かったので、カメラを片手にとあるところに向かいました。そこは、王子の近く。西ヶ原一里塚です。

一里塚といえば、江戸時代の街道によく見られる、今でいう距離表示に該当するもので、4里(約12キロ)毎に置かれています。

詳しくは、「東海道53次徒歩の旅」の旅のしおりをご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~yx6o-ontk/tokaido53/tokaido_guide.htm

さて、西ヶ原一里塚ですが、中山道の志村一里塚とともに、都内に残る2箇所の一里塚の一つです。

この一里塚のある道は、現在「本郷通り」とか「岩槻街道」と呼ばれていますが、江戸時代には、本郷追分け(中山道との分岐点で、東大赤門の近くにあります)から日光へ通じる道、日光御成道と呼ばれていました。

家康公が祭られた日光東照宮へ向かうルートには、5街道の一つ「日光街道」と、この日光御成道が主だったようです。
特に、日光御成道は、徳川家が日光へ向かうルートとして頻繁に使用されていたようです。

さて、そんな日光御成道を王子駅から駒込駅へ向かって、左側の歩道を歩いていると、飛鳥山の坂を上った先に、一里塚があります。
歩道の左側と中央分離帯に一里塚が残されており、特に左側の塚は原型を保っているようです。

都内に、これほどまでにしっかりと一里塚が残されているのはとても貴重です。

塚の上の木は、おそらく何代目かのものだど思いますが、十分に大きく成長しており、夏にはよい木陰になりそうです。

王子から駒込を経由して東大赤門近くの本郷追分けへ、日光御成道周辺は史跡の宝庫、見所一杯なので、是非、歩いてみてください。