ヒグラシの大合唱2014/08/17 01:55

8/16。代々木第一体育館でとあるライブが行われた。
15時開場であったため、少し早めに行って明治神宮を散策することにした。
明治神宮といえば、原宿の近くにありながら、都内でも貴重な森のあるオアシス。今の季節はセミの大合唱が繰り広げられている。

今日は曇天。日中でも薄暗く気温もやや低め。
代々木で昼食をとってから明治神宮へウォーキング。北参道側から明治神宮に入る。神宮が近づくにつれ木々が多くなりセミの鳴き声が大きくなってきた。

そして神宮の中へ。
鳥居をくぐるとそこは神宮の森。アブラゼミの鳴き声がかなり賑やかであった。が、それ以上だったのがヒグラシ。

明治神宮にはヒグラシが生息していることは知っていたし、何度か聞いたことがあった。アブラゼミ、ミンミンゼミなど他のセミに混ざって、わずかに聞こえる程度だったはず・・・。

しかし今日は違っていた。
あちらこちらでヒグラシの鳴き声が。
それも15時前の日中に。

ヒグラシといえば、山里の朝夕に鳴くといったイメージがあるが、明治神宮では違っていたようである。
都会のヒグラシは、日中でも元気よく鳴いている。

とにかく大合唱。北参道側から表参道、いわゆる原宿へ抜けるまでの間、ヒグラシの鳴き声は絶え間なく聞こえていた。
都心部でこれほどのヒグラシの鳴き声を聞けるとは・・・。

今日の明治神宮では、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ、そして8月中旬になって数の減ってきたニイニイゼミ。実に5種類のセミが鳴いていた。

人間の奏でる生演奏に負けず、セミの奏でる生演奏も見事だった。