O-Chan's DIARY ROOM

小雨降る有楽町。
この有楽町の交通会館の地下１階には、昭和の香りがプンプンする喫茶店がある。

その名は「純喫茶ローヤル」。

店名からして昭和であるこのお店、都の条例で従業員のいる店舗は原則禁煙となる前までは、全席喫煙可能であった。

気になっていたこのお店に、はれて入店した。
一歩踏み入れると、そこは昭和の喫茶店。木目を意識したような床に赤い椅子。やや年のいった店員がオーダーを取りに来る。

メニューを見ると、パスタ（昭和風にいうとスパゲッティ）やパン類、そしてスフレパンケーキにいくつかのケーキ。昭和である。

初めてのお店だったので、とりあえずブレンドコーヒーを注文した。
しばらくして運ばれてきたコーヒーは、白いカップにそそがれていて、やや熱めであった。

酸味のかかった味で、比較的さっぱりしている。コーヒーの香りもしっかりと楽しめて、なかなか飲みやすいコーヒーであった。

有楽町駅の隣り、人の多く集まる交通会館の地下１階で、昭和を味わいながら過ごしたひとときであった。