中山道の宿場巡り2010/08/28 00:51

今日は、中山道の宿場巡り。

まずは、一晩泊まった中津川宿。
基本的に、街道沿いは商店街となっており、江戸の面影はありませんでした。しかし、小さな川を越えると、なんと、枡形があり、周辺には旧家も残り・・・。江戸の風情がわずかながら残されていました。

都市にありながら、わずかに残る宿場の面影に感激です。


続いて、中津川駅よりバスで25分。宿泊も出来る馬籠宿。山の斜面に作られた馬籠宿には、宿場の町並みが残されているというので行ってみると、宿場は賑わっていた。

江戸時代、宿場は旅人が体を休める場所であったため、賑わっていて当然。馬籠宿は、現在も賑わっていました。

なぜでしょう。それは「観光地」だからです。

残念ながら、馬籠宿は「現代になって作られた宿場」でした。街道の両側にならぶ古民家は、全て「お店」。

東海道を歩いて、中山道を少し歩いて、いくつもの自然な宿場を見てきた自分にとっては、なんとなく物足りなさを感じました。江戸の風情が無かった。

でも、街道を車がびゅんびゅん通ような宿場と比べたら、歩行者がゆっくり歩ける宿場が保存されているというのは、とても良いことだと思います。末永く残してほしいと願っています。


つついて、馬籠から1日5本しかないバスに乗り、馬籠峠を越えて妻籠宿へ。
こちらは、馬籠宿と同じように、観光地化されているのですが、馬籠宿よりも自然体な感じの宿場でした。
街道沿いに並ぶ古民家は、馬籠宿のようなお店ではなく、民家が多いのです。民家の軒先に、ちょっとした民芸品やら食料品が置かれている程度で、あとは小さな食堂を営んでいる程度です。

このため、妻籠宿の方が、江戸の風情が残されていて、いい感じの宿場でした。自分としては、妻籠宿の方が気に入りました。

さらに、馬籠宿になくて妻籠宿にあるのは「本陣」の遺構。さらに、厩まで残されていました。
本陣・脇本陣の遺構は、東海道や中山道を歩いていれば、数ヶ所で見ることが出来ますが、厩は始めてみました。

久しぶりに、街道の宿場にふれ、街道を歩きたくなってきました。ただ、夏は避けた方がいいでしょう。

とにかく暑かった・・・。


<散歩サイトのご紹介。これから記事を増やしていきます。>
 サイト名: チョロさん
 URL: http://www.cyorosan.com/index.htm

<東海道もよろしく>
http://www.asahi-net.or.jp/~yx6o-ontk/tokaido53/

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