銀座線 幻の新橋駅2007/11/17 17:39

「銀座線 幻 新橋駅」などをキーワードとして検索すると、現在の新橋駅の虎ノ門よりに、ホームがあるといった情報を得ることができる。

銀座線は、かつて新橋駅を境に、渋谷側と浅草側で別の会社が運営していた。渋谷側の終点となった駅が、現在「幻の新橋駅」と言われているところである。

銀座線の新橋駅で降りると、虎ノ門よりに渋谷方面専用の改札がある。その先には自動券売機があるが、その後ろに壁が続いている。この壁の内側に幻の駅が、今もなお残っている。と、ここまではネットで情報を収集して得たもので、実際には見たことがない。

今日、銀座線を新橋駅で降り、その壁の横の通路を進んでいた時だった。壁には2カ所ほど、職員用のドアがあるのだが、そのドアの前にさしかかった時、ドアが開いて職員が出てきた。ドアから壁の内側の様子が見れたのだが、そこには確かに駅(ホーム)があった。
見えたのはほんの一瞬であったが、はじめて見た「幻の駅」。都心の廃駅としてネット上で話題になるその駅は、確かに新橋駅の道路の下にあった。