Let's note SV7 スライドスイッチの不調改善 ― 2023/09/07 23:45
長年、相棒として共に歩んできた愛機「CF-SV7」。
12.1インチの筐体に、光学ドライブや内臓カメラを搭載し、頭脳には第8世代のクアッドコア、主記憶装置には256GBのSSDを搭載したモデル。
これで重さは1kg程度という軽量なのだから、相棒になるわけだ。
発売は2018年2月16日と、すでに発売から5年が経過している。
購入したのは発売後すぐであったため、この経過年数が少しずつ相棒を蝕んでいったのかもしれない。
最近、どうも電源スイッチの調子が良くない。
レッツノートは、電源にスライドスイッチを採用している。
これが意外と曲者で、いつの頃からか、1回スライドしただけでは電源が入らず、何回かスライドしてようやく電源が入るようになってきた。
そして、数か月前からは症状がひどくなり、2~3回のスライドならましで、4~5回くらいスライドしないと電源が入らない状態になってしまった。
高価ではあるが、頑丈で長持ちするのがレッツノートなので、まだまだ現役。
Windows11にも対応している万能選手なため、この先も相棒として使い続けたい。
その思いから、修理をすることにした。
修理となると、業者に依頼する方法と自分で行う方法がある。
チキンな自分は、メーカー保証が切れる怖さと、自分で行った場合の失敗リスクの怖さから、自分で修理することを躊躇った。
ということで、まずは業者に依頼することにした。
ネットで修理業者を選定し、レッツノートの修理実績のある業者にたどり着いた。
早速、症状を伝えて見積もりを依頼した。
そして、帰ってきた見積額に驚愕した。
分解してみないとわからないが、分解するだけで1万円程度かかるとのこと。
高い!
さすがにチキンな自分でも、この額は即決で「NO!」。
となると、自分で行うしかない。
ネットで調べてみると、同じ現象が結構発生しており、スイッチ回りのクリーニングで復活しているケースがほとんど。
そこで、覚悟を決めて自分で行うことにした。
パソコンを購入するよりも大きな決断である。
さて、ここからは復活までの体験談をまとめるとしよう。
といっても、ブログの画像制限から、文字主体になってしまうので、この点は悪しからず。
とりあえずクリーニングをしてみることにした。
用意したのは以下のもの。
・精密ドライバー
・エアダスター
・接点復活剤
・綿棒
■いざクリーニング
クリーニングは以下の手順で行った。
①バッテリや周辺機器を外す
まずは、通電を完全になくすために、バッテリや周辺機器をすべて外した。
②裏蓋を外す
ネジは20本あるので、一つ一つ丁寧に取る。
取ったネジは、もともとはまっていたネジ穴がわかるように、一つ一つ付箋をつけて番号を記入した。
こうすることで、ネジの紛失も避けられる。
③スライドスイッチ周辺、そして本体全体のホコリを除去
ここでエアダスターの登場。
5年の年月は、本体の中にかなりのホコリをため込んでいた。
エアダスターで吹くと、それはもう、たくさんのホコリが除去できた。
ついでに、ファン周辺のホコリも除去できたのは良かった。
④接点復活剤を付ける
一通りホコリを除去したら、スライドスイッチ周辺に接点復活剤を付ける。
その後、スイッチを何度かスライドさせて液をなじませる。
この時、他の場所に付着してしまった液やはみ出した液は、綿棒で丁寧にふき取る。
⑤裏蓋を仮止めする(ネジを付けない状態)
裏蓋を付けて仮止めする。
レッツノートの場合、バッテリを付けると裏蓋をネジで止めなくても仮止め状態になるので、この方法を用いる。
⑥スライドスイッチを入れてみる
バッテリを付けて通電したところ、スライドスイッチを入れてみる。
すると、なんと1回で電源が入ったではないか。
その後5回ほど試したが、いずれも1回で電源が入るようになった。
成功である。
⑦もとに戻して終了
正常化したことを見届けて、裏蓋をネジで止めて固定する。
元の姿に戻ったレッツノートの電源を再び入れる。
今度も1回で電源が入った。
■その後・・・
ネットの情報通り、クリーニングしただけで復活した。
それから数日後、スライドスイッチは正しく動作しており、1回で電源が入っている。
ファン回りのホコリも除去されたため、熱効率も良くなったようである。
快適な相棒が帰ってきた。
結果的に成功であった。
クリーニングにかかった時間は30分程度。
精密ドライバーやエアダスター、接点復活剤などはもともとあるものを使ったため、今回のクリーニングにかかった費用は0円。
メーカー保証はなくなった、といっても、そもそも購入から5年が経過しており、購入時に付けた量販店の保証も切れている。
結局のところ、あまり保証を気にしなくてもよかったのだ。
意外とホコリのたまるパソコン。たまにはクリーニングが必要だと改めて感じた。
もっとも、レッツノートが開けやすい構造だったからクリーニングできたのだが・・・。
12.1インチの筐体に、光学ドライブや内臓カメラを搭載し、頭脳には第8世代のクアッドコア、主記憶装置には256GBのSSDを搭載したモデル。
これで重さは1kg程度という軽量なのだから、相棒になるわけだ。
発売は2018年2月16日と、すでに発売から5年が経過している。
購入したのは発売後すぐであったため、この経過年数が少しずつ相棒を蝕んでいったのかもしれない。
最近、どうも電源スイッチの調子が良くない。
レッツノートは、電源にスライドスイッチを採用している。
これが意外と曲者で、いつの頃からか、1回スライドしただけでは電源が入らず、何回かスライドしてようやく電源が入るようになってきた。
そして、数か月前からは症状がひどくなり、2~3回のスライドならましで、4~5回くらいスライドしないと電源が入らない状態になってしまった。
高価ではあるが、頑丈で長持ちするのがレッツノートなので、まだまだ現役。
Windows11にも対応している万能選手なため、この先も相棒として使い続けたい。
その思いから、修理をすることにした。
修理となると、業者に依頼する方法と自分で行う方法がある。
チキンな自分は、メーカー保証が切れる怖さと、自分で行った場合の失敗リスクの怖さから、自分で修理することを躊躇った。
ということで、まずは業者に依頼することにした。
ネットで修理業者を選定し、レッツノートの修理実績のある業者にたどり着いた。
早速、症状を伝えて見積もりを依頼した。
そして、帰ってきた見積額に驚愕した。
分解してみないとわからないが、分解するだけで1万円程度かかるとのこと。
高い!
さすがにチキンな自分でも、この額は即決で「NO!」。
となると、自分で行うしかない。
ネットで調べてみると、同じ現象が結構発生しており、スイッチ回りのクリーニングで復活しているケースがほとんど。
そこで、覚悟を決めて自分で行うことにした。
パソコンを購入するよりも大きな決断である。
さて、ここからは復活までの体験談をまとめるとしよう。
といっても、ブログの画像制限から、文字主体になってしまうので、この点は悪しからず。
とりあえずクリーニングをしてみることにした。
用意したのは以下のもの。
・精密ドライバー
・エアダスター
・接点復活剤
・綿棒
■いざクリーニング
クリーニングは以下の手順で行った。
①バッテリや周辺機器を外す
まずは、通電を完全になくすために、バッテリや周辺機器をすべて外した。
②裏蓋を外す
ネジは20本あるので、一つ一つ丁寧に取る。
取ったネジは、もともとはまっていたネジ穴がわかるように、一つ一つ付箋をつけて番号を記入した。
こうすることで、ネジの紛失も避けられる。
③スライドスイッチ周辺、そして本体全体のホコリを除去
ここでエアダスターの登場。
5年の年月は、本体の中にかなりのホコリをため込んでいた。
エアダスターで吹くと、それはもう、たくさんのホコリが除去できた。
ついでに、ファン周辺のホコリも除去できたのは良かった。
④接点復活剤を付ける
一通りホコリを除去したら、スライドスイッチ周辺に接点復活剤を付ける。
その後、スイッチを何度かスライドさせて液をなじませる。
この時、他の場所に付着してしまった液やはみ出した液は、綿棒で丁寧にふき取る。
⑤裏蓋を仮止めする(ネジを付けない状態)
裏蓋を付けて仮止めする。
レッツノートの場合、バッテリを付けると裏蓋をネジで止めなくても仮止め状態になるので、この方法を用いる。
⑥スライドスイッチを入れてみる
バッテリを付けて通電したところ、スライドスイッチを入れてみる。
すると、なんと1回で電源が入ったではないか。
その後5回ほど試したが、いずれも1回で電源が入るようになった。
成功である。
⑦もとに戻して終了
正常化したことを見届けて、裏蓋をネジで止めて固定する。
元の姿に戻ったレッツノートの電源を再び入れる。
今度も1回で電源が入った。
■その後・・・
ネットの情報通り、クリーニングしただけで復活した。
それから数日後、スライドスイッチは正しく動作しており、1回で電源が入っている。
ファン回りのホコリも除去されたため、熱効率も良くなったようである。
快適な相棒が帰ってきた。
結果的に成功であった。
クリーニングにかかった時間は30分程度。
精密ドライバーやエアダスター、接点復活剤などはもともとあるものを使ったため、今回のクリーニングにかかった費用は0円。
メーカー保証はなくなった、といっても、そもそも購入から5年が経過しており、購入時に付けた量販店の保証も切れている。
結局のところ、あまり保証を気にしなくてもよかったのだ。
意外とホコリのたまるパソコン。たまにはクリーニングが必要だと改めて感じた。
もっとも、レッツノートが開けやすい構造だったからクリーニングできたのだが・・・。