ひぐらしの鳴く頃に・・・2011/08/28 22:26

久しぶりの投稿。
今日はひぐらしネタ。

8月も終わりに近づき、少しずつ秋の気配。
新宿で用を済ませて帰路へ。今日はさやわなな上に、夕方になって少し涼しくなったので、歩きたくなり信濃町駅で下車。

とりあえず、自然の比較的多い外苑付近を、信濃町駅から西麻布方面へ歩くことにした。

セミの大合唱を聞きながら、外苑東通りを歩く。
明治記念館前の交差点に着き、ここから神宮外苑の中を歩くために信号待ちをする。

この辺りは木々の多い場所であるため、車の音に負けないくらい、セミが元気よく鳴いている。
ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシといった、都市部ではあたりまえに鳴いているセミが大合唱。あらためて、セミのパワーを感じる。

そんな中、「カナカナカナカナ」と、都市部では聞き慣れていない、だけどどこか懐かしい音色がした。

え!

もう一度耳をすませていると、再び「カナカナカナカナ」といった鳴き声。
そう、ひぐらし。

まさか、こんな都市部にひぐらしがいるなんて!

感動しました。

明治神宮の森には、ひぐらしがいることは知っていましたし、一度鳴き声を聞いたことがあります。
でも、まさか車の行き交う明治記念館の近くにいるとは・・・。

ひぐらしというと「里山の夕方」といったイメージを持ってしまうのですが、探してみると、案外身近なところで鳴いているかもしれませんね。

ツクツクボウシが鳴き始め、そろそろ夏の終わりを感じました。