2つの寒桜 (2017/3/5撮影)2017/03/18 22:22

新宿御苑というと桜の名所として知られています。
本数もさることながら品種が多いのが特長ではないでしょうか。
新宿御苑にある寒桜系の品種には、寒桜、大寒桜、河津桜、修善寺寒桜などがありますが、この日は修善寺寒桜と大寒桜が見頃をむかえていました。

千駄ヶ谷門の近く、ソメイヨシノや大島桜、高遠小彼岸、陽光、八重桜など、多くの桜が植わっている桜園地に大寒桜が2本植わっています。
周囲の桜がつぼみの時に咲くため、多くの人の目を引きつけていました。
この桜が散り始めると、いよいよ新宿御苑は桜色に染まります。

池の畔に植わっている修善寺寒桜です。伊豆の修善寺境内に原木のある寒桜です。新宿御苑ではこの1本だけですが、一度見ると忘れられないほど見事な桜です。
周囲にはソメイヨシノやヤマザクラ、大島桜などが植わっているため、早咲きの特長を生かして、この日は人気を独り占めしていました。

いよいよ桜シーズンの到来 (2017/3/18撮影)2017/03/18 22:48

暖かな陽気に誘われて、新宿御苑の桜を見に行ってきました。
ソメイヨシノの開花はまだですが、品種の多い新宿御苑にはソメイヨシノよりも少し早めに咲く品種も多くあります。

今日は、陽光、高遠小彼岸、しだれ桜などいくつかの品種で花が開いていました。中でも高遠小彼岸は、木によってはだいぶ開いていました。

まずは陽光。寒桜を思わせるようなピンク色と大きな花が特長で、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く開花します。
ここ数日で開き始めたようで、まだつぼみが多いものの来週には満開になりそうです。
寒桜から渡されたバトンをしっかりと受け取った、そんな感じです。

こちらは高遠小彼岸。この品種もソメイヨシノよりも1週間程早く開花します。長野県の高遠城址公園に咲く品種で、新宿御苑でもよく見ることが出来ます。
エドヒガンと同様、お彼岸の頃に咲き始めるのが特長です。

陽光、そして高遠小彼岸。これらの品種が咲き始めると、いよいよ本格的な桜シーズンの到来です。1週間後にはソメイヨシノも開花することでしょう。