桜の特集コーナー開設2017/02/26 11:47

桜をこよなく愛する筆者が送る特集です。
といっても、自己満足な写真ばかりなのですが、よろしければおつきあいください。

桜というと、だいたいの人は「開花宣言」と同時に注目を集める「ソメイヨシノ」を思い浮かべるのではないでしょうか。
春の訪れを告げる桜は、開花してからわずか数週間の間で散ってしまう短命な花ですが、満開の桜は多くの人の心を奪い、癒してきていると思います。
「桜吹雪」「花いかだ」などといった言葉が出来るくらい、散り際も美しくそしてすばらしい桜は、日本人の心の花なのでしょう。

でも、これはソメイヨシノの話。
桜は梅よりも前から咲いています。

現在、原種・栽培品種・園芸品種をあわせると300種以上にもなるといわれている桜ですが、原種はわずか10種類程だそうです。この10種類から多くの桜が生み出され、現在に至っているのです。
例えば、桜の代表品種「ソメイヨシノ」は、大島桜とエドヒガンの交配種で、観賞用として生み出された品種になります。

これだけある桜ですから、早咲きの桜から追ってみると、実に1月~4月(都内の場合)と長期に渡って楽しめるのです。
ここでは、早咲きの桜から追っていった記録をまとめていきます。

どうぞご覧ください。

荏原神社(品川)の寒緋桜 (2017/1/28撮影)2017/02/26 12:23

まずは、品川にある荏原神社の寒緋桜から。
寒緋桜は桜の原種の1つ。日本では沖縄地方で自生していて、本土には園芸用として持ち込まれました。濃いピンク色と釣り鐘状に咲く花が特長で、多くの園芸品種の片親になっています。
あまり見かけない花ですが、このところ有名になってきた河津桜は、寒緋桜と大島桜の自然交配種と言われ、濃いピンクと早咲きなのは、この寒緋桜の影響だと思います。

荏原神社の境内に咲く寒緋桜(2017/1/28撮影)
この神社ではご神木として大切にされています。原種のため、株によって咲く時期が異なっており、荏原神社の寒緋桜はかなり早めに咲く株のようです。

花の特長は、濃いピンク色と釣り鐘状に咲くところでしょうか。
真冬の濃い青空によく映えます。

恵比寿様と寒緋桜。梅がまだつぼみの時に楽しめる桜です。

新宿御苑の寒桜 (2017/2/4撮影)2017/02/26 12:54

都内有数の桜の名所新宿御苑。ここには約65種類もの桜があるそうです。
桜のシーズン(ソメイヨシノが開花する頃)にもなると、とにかく多くの人が訪れますが、早咲きの桜はまだ人もまばらな時に咲くので、じっくりと花を観賞することができます。
この御苑に通うことで、寒桜から八重桜まで長い期間楽しむことができます。

新宿御苑で最も早く咲く桜は、翔天亭にある寒桜です。
ここには3本の寒桜がありますが、そのうち2本は1月下旬~2月上旬には咲き始めます。

翔天亭近くには3本の寒桜が並んでいますが、最も右側にある木です。
ソメイヨシノよりピンク色が濃いために、冬の青空に映えます。

こちらは真ん中にある木です。
まだ梅も含めて多くの花が咲き始めを迎えている頃、6部咲きとなっていました。ピンク色が濃いので目立ちます。

寒桜は、寒緋桜とヤマザクラの交配種です。花の大きさはソメイヨシノよりも一回り小さいのが特長です。