13番札所 南谷寺(2015/11/07)2015/11/08 11:15

13番札所は、江戸5色不動尊の1つ、駒込(本駒込駅近く)にある目赤不動尊こと、南谷寺です。
日光御成道(本郷通り)に面している、天台宗のお寺です。
比較的小さなお寺ですが、正面には立派な本堂があり、不動堂は本堂の右側にあります。
ご本尊は「黄金不動明王」。
このお寺の他にも、周辺には吉祥寺(地名の吉祥寺はこのお寺の農園になっていた地とのこと)をはじめ、小規模なお寺や神社が多数あり、周辺を歩くだけても楽しいエリアです。






14番札所 金乗院(2015/11/07)2015/11/08 11:34

14番札所は、鬼子母神の近くにある目白不動尊こと、金乗院です。
こちらも江戸5色不動尊の1つになります。
真言宗豊山派のお寺になりますが、観音菩薩像も祀られていることから、江戸三十三観音霊場、御府内八十八ヶ所霊場の札所にもなっています。
門をくぐると真っ先に目にはいるのが本堂。不動堂は右のやや高い位置にあります。
ご本尊は「聖観世音菩薩」「断臂不動明王」。
お寺の前の道は、面影橋から鬼子母神を結ぶ古道で、ちょっとブラブラするにはよい場所です。
春なら、面影橋周辺の桜並木、そして鬼子母神周辺のお寺の桜と、桜を楽しみながら散歩ができますので、おすすめです。




15番札所 宝仙寺(2015/11/15)2015/11/15 17:27

15番札所は、中野坂上駅の近くにある中野不動尊こと宝仙寺です。
青梅街道に面しており、宝仙寺バス停近くより参道が延びています。
門をくぐると境内は広く、正面に本堂、左に三重塔と御影堂があります。
明治28年から昭和の初期まで中野町役場、中野区役所が境内に置かれていました(石碑が建っています)。
ご本尊は「不動明王」。

本堂には、鎌倉期の不動明王像を中心として、五大明王が安置されています。
中を拝観することはできませんが、圧倒される本堂の建物に、ありがたさを感じました。


16番札所 最勝寺教学院(2015/11/22)2015/11/22 16:55

巡礼もようやく16番札所まできました。
16番札所は江戸5色不動尊の1つ目青不動尊こと最勝寺教学院です。
三軒茶屋駅近く、東急世田谷線の線路脇に正門があります。かつては世田谷通りに面していたと思われます。
不動堂でお参りすると、目青不動尊を拝見することが出来ます。
ご本尊は「不動明王」。
正門から境内に入ると、正面に不動堂があります。左側奥には本堂があり、比較的広々としています。
明治41年に青山からげ現在の地に移されています。



17番札所 満願寺別院(2015/11/23)2015/11/28 18:47

東京23区唯一の渓谷、等々力渓谷。
その渓谷の近くにあるのが等々力不動尊。
真言宗智山派寺院、満願寺の別院として渓谷の近くにたたずみます。
訪れた日は晩秋。天気は曇天ないし小雨という状態でしたが、境内の銀杏が黄色く色づいていました。
銀杏の黄色と灯籠のやわらなか光、本堂へ延びる参道が見事なお寺でした。
ご本尊は「大聖不動明王」。
境内には、渓谷を見下ろす舞台があり、眼下には桜があるようです。
春にもう一度訪れたい寺院です。