今回訪れた中山道の宿場3 下諏訪宿2010/09/01 00:40

下諏訪宿 京側入り口
長野県南部、諏訪湖のあるこの町で真っ先に思い浮かぶものは、やっぱり諏訪大社。
信濃國一ノ宮。全国各地にある諏訪神社の本社です。

ちょっとここで諏訪大社について。
諏訪大社は、、諏訪湖の周りに4箇所の境内地があります。

上社(前宮(茅野市)、本宮(諏訪市))、下社(春宮(諏訪市)、秋宮(諏訪市))。前宮と本宮は茅野駅が最寄り、春宮と秋宮は下諏訪駅が最寄りとなります。

さて、今回紹介する下諏訪宿は、諏訪大社の春宮と秋宮の間に位置し、秋宮側には甲州街道との追分けがあります。

江戸から数えて39番目の宿場となる下諏訪宿は、標高1,600メートル、中山道最大の難所、和田峠を控えた宿場で、古くから諏訪大社下社の門前町として栄えました。

また、中山道では唯一、温泉のある宿場として、当時の旅人の疲れを癒してきました。

本陣は岩波家。今でも一部公開されており、遺構を見ることが出来ます。

また、旅籠「桔梗屋」、脇本陣「まるや」は、現在も旅館として営業していますので、宿泊することが出来ます。

旅籠ならまだしも、本陣・脇本陣といえば、大名クラスが宿泊する格式の高い宿ですから、脇本陣に宿泊出来る下諏訪宿はお薦めです。

涼しくなったら、訪ねてみてはいかがでしょう。


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 サイト名: チョロさん
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