O-Chan's DIARY ROOM

それは、壮絶なバトルだった。

５月中旬以降くらいから、うちにいるチュウ太の活動が激しさを増した。毎晩のように出現しては、食べ物を物色。

人もなれたもので、とにかく餌となるようなものは一切出さないようにしていた。それでも、チュウ太はいつものように、人が寝静まった丑三つ時に、台所を物色していた。

行動パターンがよくわからない。
どうしたらチュウ太を捕らえられるのだろうか・・・。

　1)　監視して行動パターンを分析し、トラップを仕掛ける
　2)　チュウ太と仲良くなる
　3)　直接戦う
　4)　運は天に任す

うーん、やっぱりここは、まず、チュウ太の行動パターンを監視しよう。

ということで、ながらく使っていなかったビデオカメラを出してきて、チュウ太が餌場としている台所に設置。
ところが、ビデオカメラはミニDVタイプのため、最大でもLPモードで120分までしか撮れない。

数日間設置したが、結局映らず。その間にもチュウ太は、いつものように物色する。

そこで、今度はWeb カメラの設置を考えた。できれば、暗視機能付きの方がいい。ネットで調べると、いくつかあったが、グルーピーのGR-CAM130N2は、赤外線LEDを8機付けているそうなので、これを探しに秋葉へ。そして、ZOAで残り１コを購入。
ついでに、USB延長ケーブルを2本購入し、早速設置。

これにより、常に監視できるだけではなく、HDDの要領が許す限り、録画が可能となった。

すると、映る映る。まるで、人が見ているのをあざ笑うかのように、カメラに写るチュウ太。やがて、なんとなく行動パターンがわかってきた。

あらゆる所に罠をしかける。当然、クマネズミのチュウ太は頭がいい。そう簡単にははまらない。

そして・・・
監視すること１週間。今夜もPCを起動して監視を続けていた。チュウ太は現れた。チュウ太に気づいた時には、いつもと様子が違っていた。そう、粘着シートにはまっていたのだ。

千載一遇の大チャンス。これを逃しては捕らえられない。
虫取り編みを持って突入。壮絶なバトルの幕開けであった。
そして、６月６日１時２０分。戦いは終わった。チュウ太を捕らえることが出来た。

何度も子供を産まれ、そのたびに捕獲した。でも、親ネズミは捕まらず。日々ネズミとの根比べが続いていたが、遂に、終演を向かえることができた。

チュウ太、君との日々は忘れない。できれば、君を飼ってみたかった。でも、それは許されないこと。
天国にいっても元気でな！　でも、もうネズミはごめんだよ・・・。

詳しい武勇伝は、そのうち・・・。