今日の一枚2009/04/26 21:39

ツツジの咲く横を過ぎ去る7500形
都電とツツジ

昨日とはがらりとかわり、ぽかぽか陽気の今日。暖かな春の日差しに誘われて、このところ散策にはお気に入りの雑司ヶ谷へ行って来ました。

もともとは、都電の電停があるのみであった鬼子母神界隈。東京メトロ副都心線が開通してからは、渋谷・新宿・池袋からも行きやすい場所となりました。

副都心線の深いホームから、エスカレーターを乗り継いで地上に出ると、目の前を都電が走っています。
東京で唯一残った都電、荒川線です。小さな電車が春の日差しを浴びて、右に左に走っていました。

副都心線雑司ヶ谷駅の近くには、千歳橋と呼ばれる橋があります。川に掛かる橋ではなく、都電と明治通りに掛かる橋ですが、この辺りから学習院下の電停付近までのわずかな間、都電は明治通りと併走します。

都電の軌道と歩道の間には、ツツジなどの低木が、歩道と車道の間には、街路樹のイチョウと植え込みにツツジが植わっています。
これらの木々が、わずかな間を自然豊かにしています。

新緑の鮮やかな黄緑色と、赤くこれまた鮮やかなツツジが、太陽の光を浴びて輝いている中を、都電はゆっくりと三ノ輪橋へ向けて、坂を上って行きました。

桜の後の主役はツツジ2009/04/26 22:05

元気に咲くツツジの花
街路を賑わせてくれた桜が終わると、待っていたようにツツジが咲き始めます。春の日差しをいっぱいに受け、赤や白、ピンクの鮮やかな花が、無機質なアスファルトに、文字通り「花」を添えてくれます。

昨日の雨から一転、今日は抜けるような青空が広がり、春の暖かな日差しがそそぐ今日、外に出ると、ツツジの花が元気よく咲いていました。

ツツジは、街路樹として比較的広い通りによく植わっています。普段は、あまり気にならない低木も、この季節は、鮮やかな花が目に飛び込んできます。

春の日差しをいっぱいに浴びたツツジの花。その赤色が大きく開いている姿は、まさに春爛漫。
いつもはひっそりと街路樹としての役割をはたしているツツジも、このときは、自分の存在をアピールしています。そんなツツジのアピールに答えるように、シャッターを切りました。

たまには、のんびり、ゆっくりと、ツツジを見ながら歩くのも良いものです。

気が付けば、イチョウの葉もずいぶんと成長してきました。